公立入試数学、最初の関門

石川県公立高校入試の数学で、最初に突破すべき関門は大問1です。

例年、配点が30点。目安の時間配分は約10分。

9問の小問構成で、基本的計算問題が中心に出題されます。

 

はっきり言って、ここで減点される学力ではその後の大問で高得点できる可能性は低いです。

大問1は満点をとって当然ぐらいの気持ちで、基本的な計算力を身につけられるように勉強しなければなりません。

特に平方根は毎年出題されていますが、苦手な生徒が多いです。

少しでも不安のある人は平方根の問題に繰り返し取り組み、

基本的な問題は100%正解するまで学習してください。

 

またケアレスミスが多い人も要注意です。

ケアレスミスには必ず原因があります。

「途中の計算式を省略したミス」「分数、小数に関する計算ミス」など、

数学が苦手な生徒にはケアレスミスに繋がるいくつかの原因があります。

もし原因が分かれば、自分で改善できるように繰り返し勉強するしかありません。

ミスの原因がよく分からなければ、ミスした問題をよく見直し自分自身で

「どこで間違えてしまったのか」を分析しなければいけません。

 

「ケアレスミスなら1問ぐらいは仕方ない」と考えている人は今すぐ考え直す必要があります。

同じようなミスを何度も繰り返し、成績は平行線のままです。

テスト本番でケアレスミスをしないように注意できるのは自分自身です。

誰も注意してくれる人は周りにはいません。

またテスト後から気付いて、後悔しても何も始まりません。

自分のミスに向き合えるのは、最終的に自分自身しかいません。

数学大問1で満点をとることが、受験生に最初に課せられた関門です。

その関門を突破できるかできないかは自分次第です。

最後まで諦めずに自分自身に向き合い、突破してください。