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令和の教育観

昭和、平成、令和と時代の流れの中で、

教育現場は信じられないほど激変しました。

一昔前は当たり前だった教育観は今では通用しません。

令和の今、私たち親世代の教育観も変わらなければなりません。

 

近年、学校のブラック職場化がたびたびニュースに取り上げられるようになりました。

学校の先生は疲弊し、思うように指導できない現実が露呈してきました。

「教えられる立場」の生徒が「教える立場」の先生より高く位置づけられ、

良い意味でも悪い意味でも生徒が主体的に学ぶ時代になりました。

令和は「自分で自分を教育する時代」であり、

高い学力を身に付けるのは生徒の「自己責任の時代」になりました。

 

近年、先生が生徒を厳しく注意することができなくなり、

授業中に姿勢が悪く集中できない生徒を注意する学校の先生は以前より少なくなっています。

厳しく言えば「勉強するか、勉強しないか」は生徒次第であり、

生徒にその選択は委ねられています。

そして最近、教育格差はますます広がっています。

今の教育現場を目の当たりにする毎日の中で、

私も民間の教育者の一人として子供たちの学力と未来に強く責任を感じています。