昭和、平成、令和と時代の流れの中で、 教育現場は信じられないほど激変しました。 一昔前は当たり前だった教育観は今では通用しません。 令和の今、私たち親世代の教育観も変わらなければなりません。 近年、学校のブラック職場化がたびたびニュースに取り上げられるようになりました。 学校の先生は疲弊し、思うように指導できない現実が露呈してきました。...
人は関わる相手や環境によって、良くも悪くもなります。 人は周囲に影響されやすく、交わる仲間や友人によって感化されるものです。 すごく勉強しているのが当たり前の人たちが周りにたくさんいれば、 自分も「勉強するのが当たり前」になります。 勉強しないのが当たり前の人たちが周りにたくさんいれば、 自分も「勉強しないのが当たり前」になります。...
目標を高く掲げて合格を目指す受験生に向けて、 甘い誘い文句が昔から塾業界にはあります。 それは「逆転合格」という受験生の不安な心理につけこんだ不確かな言葉です。 合格ライン到達までギリギリの受験生が、 1点でも多く得点したい気持ちは身に染みて分かります。 どこかで聞いたことのあるドラマチックな話を信じたくなる気持ちも分かります。...
克己心(こっきしん)とは、自分の欲望や邪念を制し、 甘えることなく目標を目指そうとする強い精神を意味します。 人は欲望や誘惑に弱い生き物です。 「おもいきり遊びたい」「できるだけ楽をしたい」 心の中からはそんな小さな声がいつも漏れてきます。 長い道のりの中でいくら高い目標を掲げても、 目の前の甘い誘惑にはなかなか勝つことができません。...
古くから「孟母三遷の教え」ということわざがあります。 子供は周囲の影響を受けやすいので、 子供の教育には「環境を選ぶこと」が大切であるという教えです。 周りの環境を変えれば、本人の意識も変わります。 席に座ればすぐに勉強モードに切り替わるような環境作ること、 もしくは環境の選択が大切です。 「勉強のやる気がでない」...
You can take a horse to the water, but you can’t make him drink. 「馬を水辺に連れて行っても、水を飲ますことはできない」 イギリスのことわざとして、アドラー心理学の中でも知られています。 人に機会を与えることできるが、その機会を活かすかどうかはその人次第です。 人を自分の思うように行動させようとするのは無理なことであり、すべきではありません。...
学びて思わざれば則ち罔し。思いて学ばざれば則ち危殆うし。 「広い知識を学んでも、自分でそれについてよく考えなければ、真理に到達できない。 ひとりで考えるばかりで、人から学ぼうとしなければ、独断になり危ない。」 中国の思想家である孔子の「論語」の中の有名な言葉です。...